鑑賞サポート対応日
2024年5月24日(金)
鑑賞サポートの提供方法
『暮らしの思想 佐藤真 RETROSPECTIVE(レトロスペクティブ)』
https://udcast.net/feature/satomakoto/
すべての回が日本語字幕付き上映
音声ガイド:
UDCastMOVIEアプリに対応
通常の音声ガイドと合わせて、外国語の翻訳字幕の読み上げが再生されます。
字幕読み上げのみのメニューもございます。字幕の読み取りが難しい方にも、日本語吹替版のようにご利用いただけます。
UDCast アプリの使用方法
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「音声ガイド」機能
『UDCast』アプリをインストールしたスマートフォン等の携帯端末に、作品のデータをダウンロードして、イヤホンを接続してお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
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「字幕」機能
字幕表示用のメガネ型端末に『UDCast』アプリをインストールし、作品のデータをダウンロードして、専用マイクを付けてお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
公開日
2024年5月24日(金)
上映館
Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下、
テアトル梅田、京都シネマ、シネ・リーブル神戸ほか全国順次公開
7月6日(土)~上映スケジュール
上田映劇
7月7日(日)14時05分から16時22分/
7月11日(木)14時05分から16時22分/
7月17日(水)16時00分から18時17分/
KBCシネマ
7月6日(土)18時40分から21時00分/
7月8日(月)18時40分から21時00分/
7月9日(火)12時05分から14時25分/
キネマ旬報シアター
7月13日(土)
7月16日(火)
7月19日(金)
ナゴヤキネマ・ノイ
7月22日(月)13時20分から/
7月27日(土)18時45分から/
7月31日(水)17時30分から/
作品概要
作品詳細
CAST/STAFF
監督:佐藤 真
撮影:大津幸四郎、栗原朗、佐藤真
企画・製作:山上徹二郎
協力プロデューサー:ジャン・ユンカーマン
整音:弦巻裕
編集:秦岳志
INTRODUCTION
パレスチナの窮状を、真実を、和解と共⽣の地平を、探る。
パレスチナの窮状を全世界に⽰し、生涯にわたりパレスチナ問題に向き合い続けたエドワード・サイード。彼の不在をみつめ、イスラエル・アラブ双⽅の知識⼈たちの証⾔を道標にサイードが求め続けた和解と共⽣の地平を探る映画の旅。
STORY
「不在」からの出発
2003年9月、パレスチナ出身の世界的な知識人でありパレスチナ人であるエドワード・サイードが亡くなった。後半生を過ごしたニューヨークでもなく、生誕の地であるエルサレムでもないレバノンのブルンマーナに、2004年春、サイードの墓は作られた。彼の複雑な背景を物語るその墓所のエピソードから、映画は始まる。
荒れ狂う濁流のように歴史の中を流されるパレスチナの土地と人々の暮らし。周辺のアラブの国々で難民として暮らすパレスチナの人々。他方、ディアスポラとして長年迫害の歴史を生きてきたユダヤ人達。世界中からイスラエルに帰還してきたそのユダヤ人達が抱える、被害と加害の混在する深い矛盾。
エドワード・サイードの遺志と記憶をめぐる旅は、イスラエル・アラブ双方の知識人達の証言を道標に、サイードが求め続けた和解と共生の地平を探る。
そして、サイードとともにイスラエル・パレスチナの子供たちの未来のために、音楽による共生を実践しようとしていたダニエル・バレンボイムによる、追悼講演の時のピアノ演奏で映画は静かに終わる。
エドワード・サイード プロフィール
1935年イギリス委任統治下のエルサレムに生まれる。
父の事業のためにカイロで育ち15歳で渡米、プリンストン大、ハーバード大で学位を取得。後にコロンビア大学英文学教授。
比較文学の世界で重要な著作を発表する一方、文学批評家としても世界的に知られる。
またパレスチナ問題の代表的な論客として注目を集め、77年からパレスチナ民族評議会議員。
93年のオスロ合意を前にアラファトと決裂。右傾化するアメリカ言論界において妨害・迫害にもかかわらず勇気ある発言を続ける。
2003年9月25日、白血病に倒れる。
享年67。遺骨は妻マリアムの故郷レバノンのブルンマーナに葬られた。
配給
ALFAZBET、パラブラ