わたしたちについて
STATEMENT
UDCastの目指すもの
VISION/MISSION/定義
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- VISION
- 社会に生きるすべての人が文化・芸術の価値を享受し創出し共有できる世界。
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- MISSION
- アート・カルチャー体験の扉をあらゆる人に開かれたものに。
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- 定義
- 「UDCast」はアート・カルチャー体験の可能性を広げるバリアフリー協働のプラットフォームかつシンボルである。
All art and culture
experiences
Open to all.
アートやカルチャーを鑑賞すること、体験すること、それは人間が人間らしく 豊かに生きるために必要なことだとわたしたちは考えています。文化・芸術に触れることで、人は自分自身が決して閉じた存在ではなく、世界に開かれた存在であることを理解していくのではないでしょうか。
この文化・芸術の生む豊かさを、多くの人に享受してほしい、その想いでわたしたちは字幕や音声ガイドの制作事業をはじめました。そして、作るだけでは届かないことから、2016年に字幕や音声ガイドを提供するUDCastアプリをリリースし、さらに総合的なサポートの必要性を感じ、文化芸術鑑賞におけるバリアフリーコンサルタント事業を長年行ってきました。
その活動の中で、さまざまな声を伺い、映画だけではなくもっと多くの文化・芸術を、もっと多くの人に開いていきたい、バリアを感じているみんなが集まり、想いを発信できる場所を開きたい、という思いが募っていきました。
そこで2022年、わたしたちの「鑑賞サポート相談窓口」が文化庁事業として採択されたタイミングを得て、UDCastをアプリという「ツール」から、みんなが集まる「場」へリニューアルすることを決めました。
映画も舞台もアートイベントも、もっともっと。社会に暮らすあらゆる人が文化・芸術の価値を享受し創出し共有できる世界を目指し、想いを重ねて協働していきたいと考えています。
取り組みについて
わたしたちUDCastが、これまでの取り組みの中で感じてきたこと。それはアートカルチャー体験にアクセスする上でのバリアというものが、独立した個別の課題というわけではなく、法律や制度、テクノロジーや経済、そして個々人の意識をも含んだ複合的な課題であるということです。
ひとつひとつの課題から見えてくる、その周辺の様々な要素にも目を向け、点ではなく面としてとらえていく総合的なサポートが必要とされていると強く感じています。
そして課題に向き合った時に生まれる気づきやプロセスに、豊かな社会へのヒントがたくさん隠れていることを知り、そこをまた起点として循環させていくことで、本当の意味での共生社会の実現につながるものだと考えています。
合理的配慮は、あらゆる人々のしあわせをつくるタネ。その想いでわたしたちは日々、多くの方々と共に協働しています。
ロゴデザインについて
コンセプト
木の割れ目を止める木工技法である「チギリ」をシンボルマークとして採用。社会の分断をつなぎとめ、新たな世界をひらくという企業理念を表現しています。また、「チギリ」は「契り」の意味もあり、社会に対しての宣言、約束、決意表明のシンボルです。
- 「チギリ」とは :
- チギリは漢字では「千切り」と書きます。一般的には無垢材にある割れや節などの割れ目や亀裂の進行を防ぐために埋め込むチョウチョ型の木片を指します。割れや節は、無垢材の欠点とも言われますが、うまく活用すれば、個性的で魅力的な家具になります。
運営のPalabra について
映画映像のバリアフリー字幕や音声ガイドの制作専門会社。近年は演劇などの文化芸術分野やイベントのバリアフリーコンサルティング、研修事業、映画配給事業にも取り組む。「令和2年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」にて内閣府特命担当大臣表彰優良賞受賞。バリアフリーを福祉としてだけではなく、お客様の幅を広げるためのものと考えている。
-メッセージ-
社名であるPalabra(パラブラ)はスペイン語で「言葉」を意味します。人と人、人とものを繋げる一助になれればという想いでつけた名前です。わたしたちの未来が、だれもが生きやすく、多くの人にとってより豊かな社会であることを願い活動しています。
RECRUITE スタッフ募集中
Palabra では現在、ともに働く仲間を募集しています。
Palabra株式会社でわたしたちと一緒に未来の文化芸術をつくっていきませんか。ただいま、バリアフリー字幕制作スタッフと、制作進行・営業スタッフを募集しております。要項をご確認の上、お問い合わせ下さい。