鑑賞サポート対応日
2023年5月26日(金)
鑑賞サポートの提供方法
(5/26更新)お知らせをUPしました。
『はざまに生きる、春』字幕付き上映実施劇場のお知らせ
監督からメッセージをいただきました!
字幕付き上映実施劇場と携帯端末利用について紹介しています。
字幕付き上映:
一部劇場にて期間限定で、スクリーンに字幕を表示する日本語字幕付きの上映があります。
劇場と上映期間に関しましては劇場情報をご確認ください。
音声ガイド:
UDCastMOVIEアプリに対応
字幕ガイド:
UDCastMOVIEアプリに対応
(MOVERIO BT-300/350・BT-40Sに対応)
※一部劇場ではスマートフォン等の携帯端末用での字幕利用も可能です。
劇場にご確認のうえ、画面の点灯等により他のお客さまの鑑賞の妨げにならないようにご注意ください。
※上映劇場のテアトル新宿、シネリーブル梅田で字幕タブレットの貸し出しを実施いたします。
字幕・音声ガイド制作:
パラブラ
UDCast アプリの使用方法
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「音声ガイド」機能
『UDCast』アプリをインストールしたスマートフォン等の携帯端末に、作品のデータをダウンロードして、イヤホンを接続してお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
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「字幕」機能
字幕表示用のメガネ型端末に『UDCast』アプリをインストールし、作品のデータをダウンロードして、専用マイクを付けてお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
公開日
2023年5月26日(金)
上映館
作品概要
作品詳細
特別メッセージ
葛里華監督からコメントを頂いております。
今回、初めてバリアフリー版を作成いただくことになり、大変ありがたく、とても嬉しく思っております。
というのも、自分は視覚障害を持つ友人と、よく友人が観た映画の話をしたり、自分なりに手話を習ったりしていたので、いつか自分の作った映画を友人たちに観てほしいなと思っていました。なので、彼らに届けられる日が来るんだ!と夢が一つ叶った気持ちです。
視覚障害者の方、聴覚障害者の方が参加する「モニター会」にも参加させていただき、本作のバリアフリー版が生まれていく過程に立ち会うことで、自分では気づくことのなかった本作への新たな視点を知り、世界が大きく広がりました。
一本の映像から、こんなにも多角的な情報が導き出されるんだと驚く一方で、人に何かを伝えること、人と物語を共有することの楽しさと難しさ、奥深さを感じ、とても有意義で楽しい制作時間を過ごしました。
パラブラのみなさまが、とても美しい表現方法で本作を包み込んでくださり、生まれたバリアフリー版。ぜひお楽しみいただければ幸いです。
CAST STAFF
宮沢氷魚 小西桜子
細田善彦 平井亜門 葉丸あすか 芦那すみれ
田中穂先 鈴木浩文 タカハシシンノスケ
椎名香織 黒川大聖 斉藤千穂 小倉百代
渡辺潤 ボブ鈴木/戸田昌宏
監督・脚本:葛里華
エグゼクティブプロデューサー:本間憲 倉田奏補 古賀俊輔 | 企画・プロデュース:菊地陽介 かなりかピクチャー
プロデューサー:吉澤貴洋 新野安行 松田佳奈 | 撮影:福本淳 | 照明:志村昭裕 | 録音:伊藤裕規
美術:福島奈央花 | 装飾:龍田哲児 | 編集:脇本一美 | 音響効果:大塚智子 | スタイリスト:福士紗也佳
ヘアメイク:足立真利子 | 助監督:石井翔 | 制作担当:田中厚朗 | 絵画・イラスト:泉桐子 | 写真:塩原洋
音楽:石塚徹 | 音楽プロデューサー:田井モトヨシ | 医療監修:五十嵐良雄
宣伝美術:石井勇一(OTUA) | 予告編:川端翼
制作プロダクション:セカンドサイト ザフール | 配給:ラビットハウス | 宣伝:満塁
INTRODUCTION
好きな人とただ、分かりあいたいだけー。
人を好きになること、幸せの定義をそれぞれの胸に問いかける純愛映画が誕生
映画コンテスト“感動シネマアワード”にて大賞を受賞し、本作は制作が決定しました。
主役・屋内透を演じるのは、第12回TAMA映画賞最優秀新進男優賞や第45回報知映画賞新人賞、第42回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞と、数々の映画祭でその実力を認められた、映画界が注目する俳優・宮沢氷魚。2023年も『レジェンド&バタフライ』『エゴイスト』と話題作への出演が続き、今最も次回作が待ち望まれる俳優。「初めて脚本を読んだ時から引き込まれた。すばらしい作品を生み出したいと思う」と屋内役への熱意を語っていた宮沢は、天才的な画の感性を持つ「発達障害」の屋内を演じるにあたり、リアリティを持って演じるために、監督と共に発達障害の人々への取材を重ね、医療監修者たちのアドバイスも受けながら、入念な役作りに挑みました。
屋内に恋する小向春は、カンヌ映画祭に選出された『初恋』でオーディションの末、ヒロイン役を射止め、数々のドラマ・映画で活躍する小西桜子が、運命の恋を前に揺れる女性として瑞々しく演じます。
脚本・監督を務めるのは出版社に勤務し、漫画編集者として数々のドラマ化作品を手掛けながら、自主映画を制作し続けていた1992年生まれの若き才能・葛里華。本作が初の商業作品であり、初の長編作となります。
恋のすれ違いの切なさ・もどかしさ、好きな人と分かり合いたいとただ願う気持ち―。
決して特殊ではない、希望溢れる恋愛映画が誕生いたしました。
STORY
出版社で雑誌編集者として働く小向春(小西桜子)は、仕事も恋もうまくいかない日々を送っていた。
ある日、春は取材で、「青い絵しか描かない」ことで有名な画家・屋内透(宮沢氷魚)と出会う。
思ったことをストレートに口にし、感情を隠すことなく嘘がつけない屋内に、戸惑いながらも惹かれていく春。
屋内が持つその純粋さは「発達障害」の特性でもあった。ただ、人の顔色をみて、ずっと空気ばかり読んできた春にとって、そんな屋内の姿がとても新鮮で魅力的に映るのであった。
周囲が心配する中、恋人に怪しまれながらも、屋内にどんどん気持ちが傾いていく春だったが、「誰かの気持ちを汲み取る」ということができない屋内にふりまわされ、思い悩む。
さまざまな “はざま”で揺れる春は、初めて自分の心に正直に決断するー。
配給
ラビットハウス