鑑賞サポート対応日
2020年12月12日(土)
鑑賞サポートの提供方法
音声ガイド:
UDCastMOVIEアプリに対応
字幕ガイド:
UDCastMOVIEアプリに対応
字幕はメガネ型端末(MOVERIO)
自分のスマホやタブレットで字幕をお楽しみいただける劇場がございます
【字幕端末持ち込み対応映画館】
※12月12日(土)より ポレポレ東中野 あつぎのえいがかん kiki
※12月26日(土)より シネマ・ジャック&ベティ※メガネ型端末(MOVERIO)貸し出しもあります。
ご利用の際は、まわりのお客様へのご案内をいたしますので、劇場スタッフにお知らせください。
UDCast アプリの使用方法
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「音声ガイド」機能
『UDCast』アプリをインストールしたスマートフォン等の携帯端末に、作品のデータをダウンロードして、イヤホンを接続してお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
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「字幕」機能
字幕表示用のメガネ型端末に『UDCast』アプリをインストールし、作品のデータをダウンロードして、専用マイクを付けてお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
公開日
2020年12月12日(土)
上映館
作品概要
作品詳細
特別メッセージ
辻豊史監督よりコメントを頂いております。
1972年、ベトナムで戦争をしていたアメリカ軍は破損した戦車を神奈川県相模原の米軍基地で修理し、再びベトナムの戦場に送っていました。それを知った市民が「知らないうちに日本が戦争に加担させられている!」と憤り、大勢の一般市民が抗議活動をして、戦車を運ばせないようにしました。
……って書くと、とてもマジメな政治ドキュメンタリーのようですが、この作品は、そうしたきわどい面と同時に、ほのぼのした不思議なテイストのエンタメ映画として作られました。この内容でほのぼの? そうなんです!
映画『戦車闘争』は、実際に画面に映っている人が62人、なにかしらの言葉を発している人が60人います。それに加えて、当時のフィルムで登場する人まで合わせると、おびただしい数の人間になります。さらに、言葉や効果音、文字もとても多い作品です。それらをバリアフリー版で表現できるのだろうかと、最初、私は心配しました。しかし、実際に耳が聞こえにくい方や、画面が見えにくい方たちとお話をすると、映画に登場するたくさんの人の個性にくすくす笑ったり興味を持ったりしてくれました。それどころか、これまで指摘されたことがない細かいところまで楽しんでくれたので、「これは絶対、多くの人にバリアフリー版で楽しんでほしい」と、UDCastを製作するスタッフと、工夫をこらし時間をかけて字幕版、音声ガイド版を作りました。
映画の後半、現在の日本のことが問題になっていきます。ほとんどの人が、世界から戦争がなくなって平和になれば良いと思っていますが、なぜそうならないのか? –その秘密にも迫ります。
CAST STAFF
監督:辻豊史
プロデューサー:小池和洋
ナレーター:泉谷しげる
INTRODUCTION
ベトナム戦争終盤を迎えていた1972年、アメリカ軍は破損した戦車を神奈川県相模原市の相模総合補給廠で修理し、再び戦地に送るべく横浜ノースドックへ輸送していた。それを知って憤った市民がノースドック手前で座り込みを敢行、戦車の輸送は断念された。この事件をきっかけに相模総合補給廠の前にはテントが立ち並び、およそ100日間におよぶ抗議活動がはじまる。映画『戦車闘争』は、座り込みに参加していた者から彼らを排除する側までのあらゆる当事者や専門家など総勢54人の証言によって、日本現代史上希に見る政治闘争の顛末を明らかにする白熱のドキュメンタリー映画である。
配給
マーメイドフィルム/コピアポア・フィルム