鑑賞サポート対応日
2022年5月6日(金)
鑑賞サポートの提供方法
音声ガイド:
UDCastMOVIEアプリに対応
字幕ガイド:
UDCastMOVIEアプリ(MOVERIO BT-300/350のみ対応)
UDCast アプリの使用方法
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「音声ガイド」機能
『UDCast』アプリをインストールしたスマートフォン等の携帯端末に、作品のデータをダウンロードして、イヤホンを接続してお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
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「字幕」機能
字幕表示用のメガネ型端末に『UDCast』アプリをインストールし、作品のデータをダウンロードして、専用マイクを付けてお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
公開日
2022年5月6日(金)
上映館
作品概要
作品詳細
CAST STAFF
嵐莉菜 奥平大兼
アラシ・カーフィザデー リリ・カーフィザデー リオン・カーフィザデー
韓英恵 吉田ウーロン太 板橋駿谷 田村健太郎 池田良 サヘル・ローズ 小倉一郎
藤井隆 池脇千鶴 / 平泉成
監督・脚本:川和田恵真
音楽:ROTH BART BARON 主題歌「N e w M o r n I n g」
INTRODUCTION
「国家を持たない世界最大の民族」と呼ばれるクルド人。埼玉県には2000人ほどのコミュニティが存在するが、クルド人が難民認定された例はこれまで1件もない。そして、本作の企画が動きだした2017年当時より、出入国管理及び難民認定法(入管法)を巡る状況は、悪化の一途をたどっている……。
この現状を、17歳の少女の目線を通して描いたのは、是枝裕和監督が率いる映像制作者集団「分福」に在籍する新鋭・川和田恵真監督。イギリス人の父親と日本人の母親を持つ監督が、成長過程で感じたアイデンティティへの想いを元に、理不尽な状況に置かれた主人公が大きな問題に向き合う凛とした姿をスクリーンに焼き付け、本作を企画段階からサポートした是枝監督の『誰も知らない』(04)の系譜に連なる“日本の今”を映し出した。
主演は、5カ国のマルチルーツを持ち、ViVi専属モデルとして活躍する嵐莉菜。現役高校生である彼女が、主人公サーリャが抱く複雑な感情を、デビュー作とは思えない堂々とした演技で、みずみずしく体現。そして、サーリャが心を開く少年・聡太役を『MOTHER マザー』(20)で多くの新人俳優賞を受賞した奥平大兼が演じ、次世代を担う感性豊かな俳優たちと、新鋭監督とのフレッシュなタッグが実現した。さらに平泉成、池脇千鶴、藤井隆、韓英恵、サヘル・ローズらが、この新たな才能を支えている。
また、主題歌「N e w M o r n i n g」を書き下ろしたのは、注目のアーティストROTH BART BARON。スタッフに『ドライブ・マイ・カー』(21)の撮影・四宮秀俊、美術・徐賢先らが参加。そして、日本初の栄誉となる第72回ベルリン国際映画祭アムネスティ国際映画賞スペシャル・メンションに輝き、世界からも大きな注目を集めている。
STORY
17歳のサーリャは、生活していた地を逃れた家族とともに幼い頃から日本で育ったクルド人。
現在は埼玉の高校に通い、夢は、学校の先生。父・マズルム、妹のアーリン、弟のロビンと4人で暮らし、家では、クルド料理を食べ、食事前には必ず祈りを捧げる。「クルド人としての誇りを失わないように」そんな父の願いに反して、サーリャたち一般的な日本の同世代の少年少女と同じように“日本人らしく”育っていた。
進学のため、父に内緒ではじめたバイト先で、サーリャは、東京の高校に通う聡太と出会う。聡太は、サーリャが初めて自分の生い立ちを話すことができる少年だった。ある日、サーリャ家族に難民申請が不認定となった知らせが入る。在留資格を失うと、居住区である埼玉から出られず、働くこともできなくなる。そんな折、父が、入管庁の施設に収容されたと知らせが入る……。
配給
バンダイナムコアーツ