鑑賞サポート対応日
2023年8月5日(土)
鑑賞サポートの提供方法
7月29日(土)~8月18日(金)
シネマジャックアンドベティにて
前作『戦車闘争』とともに上映決定!
(字幕・音声ガイド対応)
字幕付き上映:
シネマジャックアンドベティにて8月8日(火)、11日(金)の2日間で、スクリーンに字幕を表示する日本語字幕付きの上映があります。
上映時間に関しましては劇場情報をご確認ください。
音声ガイド:
UDCastMOVIEアプリに対応
字幕ガイド:
UDCastMOVIEアプリに対応
(MOVERIO BT-300/350・BT-40Sに対応)
※シネマジャックアンドベティでは字幕タブレットの貸し出しに対応しています。
また、スマートフォン等の携帯端末用での字幕利用も可能です。
画面の点灯等により他のお客さまの鑑賞の妨げにならないようにご注意ください。
字幕・音声ガイド制作:
パラブラ
UDCast アプリの使用方法
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「音声ガイド」機能
『UDCast』アプリをインストールしたスマートフォン等の携帯端末に、作品のデータをダウンロードして、イヤホンを接続してお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
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「字幕」機能
字幕表示用のメガネ型端末に『UDCast』アプリをインストールし、作品のデータをダウンロードして、専用マイクを付けてお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
公開日
2023年8月5日(土)より横浜シネマジャック&ベティほか全国順次公開
上映館
作品概要
作品詳細
CAST STAFF
プロデューサー・監督:小池和洋
撮影:小山田勝治
録音:小関裕次郎/山川邦顕
整音:藤林繁
音楽:平井千絵
編集:清野英樹
ナレーション:武藤十夢
INTRODUCTION
ベトナム戦争真っ只中の1972年、神奈川県相模原市から戦地に送るため輸送されていたアメリカ軍の戦車を100日間、一般市民が止めた。その知られざる事件にスポットを当て、デモ参加者、機動隊、戦車を輸送した運送会社の社員といった当事者や専門家らの証言によって構成したドキュメンタリー映画『戦車闘争』。2020年に公開され、大きな反響を呼んだこの作品の続編。今回は新聞記者、カメラマンら主にマスコミ関係者から貴重な証言を集めた他、ジャーナリストの斎藤貴男や劇作家・演出家の鴻上尚史らにもインタビューを敢行。闘争の歴史的意義や背景、さらには報道の在り方やその後の影響まで多角的にあぶり出す。また前作製作後に発掘された秘蔵映像も多数収録、圧倒的迫力で当時の空気を余すところなく再現している。
STORY
1972年(昭和47年)、神奈川県相模原市の米軍基地でベトナム戦争に使うアメリカ軍の戦車が修理され、再び戦場に送り返されているという報道がなされた。「アメリカの戦争に加担するのは許せない!」と集まった怒りの市民は、瞬く間に数千人にふくれあがり、戦車の前に座り込んだ。結果、100日にわたって戦車の輸送は中断された。これが世にいう戦車闘争である。
本作では、闘争を取材した新聞記者、カメラマンらに焦点を当て、彼らへのインタビューと写真、8ミリフィルム、ニュース映像、公的資料などを時系列に整理し直し、戦車闘争の全貌と意義を検証する。
後半では、変容する戦争報道と、戦争を伝えるということはどういうことか、を識者へのインタビューを交えて検証する。
戦争報道は、ベトナム戦争を境に変化したと言われる。ベトナム戦争は、連日マスコミが悲惨な戦場の様子を報道し、強い反戦世論が形成され、アメリカ批判が高まった。これを教訓としたアメリカ、ペンタゴンは以後、湾岸戦争・イラク戦争等において、軍の作戦や規模について報道を禁じ、もがき苦しむ兵士や無残な遺体の撮影・記録を禁じる「プール取材」と呼ばれる取材システムを導入し、実質的に軍が報道を検閲する体制を作り上げた。同盟国である日本のメディアにおいても、戦争推進者寄りの世論形成が促され、戦争の本質が見えにくくなった。
戦争報道本来の目的である、「反戦の世論を作り出すこと」という原点を確かめ、戦車闘争のような具体性のある戦争阻止行動を喚起した一連の戦争報道の意義を現在に問い、これからの戦争報道のあり方を検証していく。
配給
バーズフィルム