鑑賞サポート対応日
2024年5月25日(土)
鑑賞サポートの提供方法
音声ガイド:
UDCastMOVIEアプリに対応
字幕ガイド:
UDCastMOVIEアプリ(MOVERIO BT-300/350・BT-40Sに対応)
一部劇場にてスマートフォン等の携帯端末用での字幕利用も可能です。
対応劇場については、こちらをご確認ください。
https://udcast.net/feature/udcast-movie_theaterlist/
画面の点灯等により他のお客さまの鑑賞の妨げにならないようにご注意ください。
字幕・音声ガイド制作:
パラブラ
UDCast アプリの使用方法
-
「音声ガイド」機能
『UDCast』アプリをインストールしたスマートフォン等の携帯端末に、作品のデータをダウンロードして、イヤホンを接続してお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
-
「字幕」機能
字幕表示用のメガネ型端末に『UDCast』アプリをインストールし、作品のデータをダウンロードして、専用マイクを付けてお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
公開日
2024年5月25日(土)
上映館
作品概要
作品詳細
CAST STAFF
主な出演者: 蟻塚亮二、米倉一磨
撮影・監督・製作:島田陽磨「ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。」
編集:前嶌健治 音楽:渡邊崇
撮影:熊谷裕達 前川光生 西田豊 撮影・助監督・宣伝美術:鈴木響
協力 医療法人社団 メンタルクリニックなごみ
NPO法人 相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会
相馬広域こころのケアセンター なごみ
INTRODUCTION
震災と原発事故から13年。福島では、時間を経てから発症する遅発性PTSDなど、こころの病が多発していた。若者の自殺率や児童虐待も増加。メンタルクリニックの院長、蟻塚亮二医師は連日多くの患者たちと向き合い、その声に耳を傾ける。連携するNPOこころのケアセンターの米倉一磨さんも、こころの不調を訴える利用者たちの自宅訪問を重ねるなど日々、奔走していた。喪失感や絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、それを支える医療従事者たちのドキュメンタリー。
STORY
福島県相馬市にあるメンタルクリニックなごみ。院長の蟻塚亮二さんは、1日50名ほどの患者たちを診察している。患者たちの症状は、うつ病、適応障害、パニック障害などさまざまだが、ここ数年、特に多いのが、震災や原発事故に起因したPTSDの症状を訴える患者たちだ。原発事故の恐怖がフラッシュバックとなって蘇ってくるといった訴えなど、年月を経てから発症する「遅発性PTSD」の患者がここ数年で増えていると蟻塚さんは感じていた。連携するNPOこころのケアセンターの米倉一磨さんも、こころの不調を訴える利用者たちの自宅訪問を重ねるなど日々、奔走していた。
津波で夫が行方不明のままの女性、原発事故による避難生活中に息子を自死で失い自殺未遂を繰り返す男性、避難生活が長引く中、妻が認知症になった夫婦など、患者や利用者たちのおかれた状況には震災と原発事故の影響が色濃くにじむ。
かつて沖縄で沖縄戦の遅発性PTSDを診ていた蟻塚医師は、福島でも今後、同じケースが増えていくのではと考えていた。
ある日、枕元に行方不明の夫が現れたと話す女性。「生きていていいんだ、という希望を持った時に人は泣ける」と話す蟻塚さん。米倉さんは、息子を失った男性にジンギスカンを一緒に焼くことを提案。やがてそれぞれの人々に小さな変化が訪れていく。
配給
日本電波ニュース社