
(C)2018 「散り椿」製作委員会
散り椿
日本語字幕は、メガネ型端末に『UDCast』アプリをダウンロードし、専用マイクを付けてお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
スマートフォン等の携帯端末での字幕提供は行っておりません。
上映劇場の「新宿ピカデリー」「川崎チネチッタ」「大阪ステーションシティシネマ」にて字幕ガイド用メガネの貸出がございます。
メガネの貸出には予約が必要です。予約方法は各劇場の貸出ページをご覧ください。
スクリーンに字幕が表示される字幕上映については劇場一覧のページでご確認ください。
【キャスト・スタッフ】
キャスト
岡田准一 西島秀俊 黒木華 池松壮亮 麻生久美子
緒形直人 新井浩文 柳楽優弥 芳根京子 駿河太郎
渡辺大
石橋蓮司 富司純子 奥田瑛二
原作 葉室 麟「散り椿」(角川文庫刊)
監督・撮影 木村大作
脚本 小泉堯史
音楽 加古 隆
【イントロダクション】
原作は、「蜩ノ記」で直木賞を受賞した葉室麟の名作「散り椿」(角川文庫)。
朴訥で不器用だが、清廉に生きようとする侍たちの“凛とした生き様”、そして愛する女性のために命を懸けて闘う、“切なくも美しい愛の物語”をテーマに『雨あがる』(脚本:黒澤明)の小泉堯史が脚本に書き起こしました。
監督・撮影は、これまでキャメラマンとして数多の映画賞を受賞し、初監督作となる『劔岳点の記』(2009)では第33回日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた木村大作。
黒澤組の撮影助手としてキャリアをスタートし映画人生60年目という節目の年に、初の時代劇に挑みました。全編ロケーションによって、観るものの心を揺さぶる力強い自然、美しい四季がフィルムに焼き付けられました。
主演は、幅広い世代から絶大なる支持を受ける岡田准一。
共演には西島秀俊、黒木華、池松壮亮、麻生久美子、富司純子、奥田瑛二ら日本を代表する豪華俳優陣が集結しました。
日本映画界に新たな歴史を刻む“美しい時代劇”が今秋、公開を迎えます。
【ストーリー】
享保15年。
藩の不正を訴え出たために、時の権力に負け藩を追放された男、瓜生新兵衛(岡田准一)。
追放後、連れ添い続けた妻の篠(麻生久美子)が病に倒れ、死を迎えようとした折、最期の願いを新兵衛に託す。
『藩に戻りて、榊原采女様(西島秀俊)を助けてほしい』というものだった。
新兵衛にとって采女は、かつては良き友であり良きライバルであり、また篠を巡る恋敵でもあった。
そして新兵衛の藩追放に関わる、大きな因縁を持つ二人であった。
妻の最期の願いを叶えるため、新兵衛は過去の藩の不正事件の真相と、その裏に隠された妻・篠の本当の気持ちを突き止めようと奔走する。
篠の妹、坂下里美(黒木華)とその弟・坂下藤吾(池松壮亮)は、戻ってきた新兵衛に戸惑いながらも、亡くなった篠を一筋に想いやる姿や、侍としての不正を正そうとする凛とした生き方にいつしか惹かれていく。
そして、ある確証を得た新兵衛は、かつての親友の采女と対峙する。
そこで過去の事件の真相や妻が遺した願いの苦しく切なくも愛に溢れた本当の想いを知ることになっていく・・・。
しかし、その裏では大きな力を持ったものが新兵衛を襲おうとしていた・・・。
配給:東宝