
©薬丸 岳/集英社 ©2018映画「友罪」製作委員会
友罪
日本語字幕は、メガネ型端末に『UDCast』アプリをダウンロードし、専用マイクを付けてお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
スマートフォン等の携帯端末での字幕提供は行っておりません。
●上映劇場の「イオンシネマ シアタス調布」にて字幕ガイド用メガネの貸出を行っております。
メガネの貸出には予約が必要です。予約方法は劇場の貸出ページをご覧ください。
スクリーンに字幕が表示される字幕上映については劇場一覧のページでご確認ください。
瀬々敬久監督からバリアフリー版制作に対してのコメントを頂きました。
映画『友罪』のバリアフリー音声ガイドと字幕の制作の現場に今回、参加することが出来ました。
音声ガイドでは目を閉じ映画の音と副音声を聞き、字幕では音量を消して画面のみを見てといったように、色々自分でも試行錯誤してみました。
それは独特の感覚で、今まで自分が作り何度も見て来た映画とは違った感覚が現れたりします。
なるべく伝わるようにと自分自身が制作した時の思いをそれぞれ字幕や音声に反映していただきました。
気付いたのはこの分野にはまだまだ色々な表現としての可能性があることです。
映画が違えば選ぶ言葉やリズム、例えば動詞で終わるのか、名詞で体言止めで終わる方が感覚的に伝わるのか、
そんな様々な選択肢が広がっているのです。
可能性の原野がここにはあります。そんな発見が出来た経験でもありました。
ぜひ、この映画『友罪』をお楽しみください。
そしてまたバリアフリー音声ガイドと字幕制作に参加したいと思います。
瀬々敬久
【キャスト・スタッフ】
出演:生田斗真 瑛太 夏帆 山本美月 富田靖子 佐藤浩市
監督:瀬々敬久
【イントロダクション】
『64-ロクヨン-』の瀬々敬久監督、渾身のヒューマンサスペンス
17年前──許されない罪を犯した男と、癒えることのない傷を抱えた男。
今、ふたりの過去と現在が交錯し、
止まっていた時計が動き出す──
いくつもの人生が、決定的に変わってしまった“その日”。すべては、ふたりの男の出会いから始まった──。
ある町工場で働き始めた、元週刊誌ジャーナリストの益田と、自らの経歴を一切語らない鈴木。年齢以外の共通点は何もないふたりだが、同じ寮で暮らすうちに友情を育ててゆく。
そんな中、彼らの住む町の近くで児童殺害事件が起こり、17年前に日本中を震撼させた凶悪事件との類似性が囁かれる。
当時14歳だった犯人の少年Aはすでに出所していて、今度も彼の犯行ではないかというのだ。ネットに拡散していた少年Aの写真を見た益田は愕然とする。
そこには鈴木によく似た少年が写っていた。
驚きと疑問に突き動かされ、調査を始める益田。それは、17年前に犯した“自らの罪”と向き合うことでもあった。
一度は人生を捨てたふたりの過去と現在が交錯し、止まっていた時計が激しく動き始める──。それはまた、ふたりに関わる人々の人生も大きく動かすことになる──。
史上最難関の役に挑むふたりと、
日本最高峰の俳優たちの魂を焦がす競演
益田に生田斗真、鈴木には瑛太。若手俳優の中で傑出した存在のふたりが、日本映画史上最も困難な役に挑む。
ふたりと関わる人々も、他人には言えない秘密や罪を抱え、物語の重要なピースとなっていく。
鈴木に想いを寄せる元AV女優の美代子に夏帆、益田のかつての恋人でスクープを焦る雑誌記者の清美に山本美月、医療少年院で鈴木の母親代わりとなった白石に富田靖子、人を殺した息子の罪を背負うタクシードライバーの山内に佐藤浩市。
果たして、益田が犯した罪とは? それぞれの過去が暴かれた“その日”、彼らが選んだ新しい人生とは?
誰も見たことのない人間の真実への禁断の扉を開ける、衝撃と慟哭のヒューマンサスペンス。
配給:ギャガ