【ショート動画Vol.3】「合理的配慮」なんて自分には関係ない?の巻
2024年4月1日「障害者差別解消法」の改正により、合理的配慮の提供が義務となりました。
「合理的配慮」ってどんなものなの?文化芸術分野では、どのように「合理的配慮」を行えば良いの?そういった疑問にお答えするため、UDCastでは文化芸術分野の「合理的配慮」の事例を集めて動画を作成しました!
Vol.2の動画で、「合理的配慮」はその人の特性や状況に合わせてサポートを変化させるもの、と説明してくれたユーディくん。ですが、小さな劇団や非営利の上映会など、特別に対応できる余裕なんてない事業者の方も多いかと思います。こんな時、どうすればよいのでしょうか?
「合理的配慮」の提供にあたっては「負担が過重にならない範囲での必要かつ合理的な対応」をもとめられています。「負担が過重にならない範囲」とあるように、できる範囲でやれることからはじめることを心がけましょう!
例えば、はじめの一歩として
・問い合わせ窓口を電話やメールなど多様な方法で用意する
・演劇やコンサートの場内アナウンスをテキストで用意する
・情報保障として、台本貸し出しをする
などの対応を検討してみるのはいかがでしょうか?
大掛かりなサポートはできないと諦めてしまうのではなく、相手のことを考えて可能な限り歩み寄れると素敵ですね。
UDCastでは、改正障害者差別解消法の施行に伴い、『「合理的配慮」のスタートBOOK』を作成しました。『合理的配慮』のスタートBOOKとは、「アート&カルチャーは、みんなのものだよ!」をキャッチコピーとし、「合理的配慮」および「建設的対話」の基本的な考え方を伝えるためのパンフレットです。
2024年4月1日「障害者差別解消法」の改正により、民間事業者の合理的配慮の提供が義務となりました。文化芸術の場面で行う「合理的配慮」とはどのようなものなのか、このスタートBOOKを通じて多くの方に知っていただきたいと考えています。以下のサイトよりダウンロードできますので、ぜひ手に取ってみてください!