UDCastサポートセンターは
文化芸術全般についての相談窓口に生まれ変わります。
UDCastは、映画をいつでもだれでも楽しめるためのアプリとしてリリースされ、今年から演劇やライブに向けたサービスを提供するなど、文化芸術全般を楽しむための総合的なお手伝いをしているアプリです。
2016年に映画の対応を始めた時に、私たちが特に重視していたことは、スマートフォンを使い慣れない方のために、電話やメールでアプリの使い方をサポートする問い合わせ窓口をつくることでした。
ところが、サポートセンターには日々、
「この公開予定の作品には字幕がありますか?」
とか
「音声ガイドで観たいけど、私の地域で上映はありますか?」
といった質問が寄せられ、今となっては、アプリの使い方よりも、そういった相談のほうが多いのが現状です。
字幕や音声ガイドを提供する映画が増えて、アプリの使い方は覚えても、
映画を観にいくための環境や情報提供に、まだまだバリアがあるのだと日々感じています。
さらに、字幕や音声ガイドのユーザーの皆さんから、
「映画だけではなく、さまざまな文化芸術、とくに演劇やライブなども楽しみたい」
という声が寄せられてきました。
たしかに、演劇やライブは公演ごと個別の対応になるため、
相談する場所が見つけづらいなど、観たい気持ちを伝えづらい状況です。
そこで、このたび誰もが相談できる公式の相談窓口を設立しました。
文化庁委託事業「令和4年度障害者等による文化芸術活動推進事業」
障害者等による文化芸術活動の推進に向けた課題解決プロジェクト
https://udcast.net/release/
“あの映画が観たいけどサポートがあるか分からない”
“舞台に字幕(音声ガイド)を付けてもらうにはどうしたらいい?”
“鑑賞サポートを要望したら断られてしまった…何かできることはない?”
ちょっとしたことでもぜひご相談ください。文化芸術における障壁(困りごと)をなくすために、より多くの作品を楽しむことができるように、一緒に課題を見つけ、観たい気持ちを伝えていきましょう。