鑑賞サポート対応日
2019年5月31日(金)
鑑賞サポートの提供方法
音声ガイド:
UDCastMOVIEアプリに対応
字幕ガイド:
UDCastMOVIEアプリ(MOVERIO BT-300/350のみ対応)
UDCast アプリの使用方法
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「音声ガイド」機能
『UDCast』アプリをインストールしたスマートフォン等の携帯端末に、作品のデータをダウンロードして、イヤホンを接続してお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
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「字幕」機能
字幕表示用のメガネ型端末に『UDCast』アプリをインストールし、作品のデータをダウンロードして、専用マイクを付けてお持ちいただければ、全ての上映劇場、上映回でご利用いただけます。
公開日
2019年5月31日(金)
上映館
作品概要
作品詳細
CAST STAFF
監督・脚本・原案:塩田明彦
キャスト:小松菜奈 門脇麦 成田凌
篠山輝信 松本まりか 新谷ゆづみ 日髙麻鈴 青柳尊哉 松浦祐也 篠原ゆき子 マキタスポーツ
主題歌 うたby ハルレオ Produced by秦基博
挿入歌 作詞作曲 あいみょん
製作幹事:ギャガ 制作プロダクション:マッチポイント
INTRODUCTION
人気デュオ〈ハルレオ〉のハルとレオは、
ローディのシマと
自分たちの明日を探すために解散ツアーに出た──
秦基博、あいみょんの名曲にのせて、
未来への希望を描く青春音楽エンタテインメント!
今や日本のエンタテインメントの新たなるアイコンとなった、小松菜奈と門脇麦が初の本格共演!
その美しさでひとを夢中にさせるレオと、その才能でひとの心を奪うハル。孤独だった2人が、二人三脚で音楽と懸命に向き合い、デュオ〈ハルレオ〉としてインディーズで特別な存在になっていく。そんな2人の前に、付き人として音楽の膨大な知識と抜群のセンスを誇るシマが現れる。ハルレオは、ノリは軽いが気配りは細やかなシマとすぐに仲良くなるが、予定外の恋心が芽生え3人の関係はこじれていく。隠していた秘密もバレ、ケンカばかりの毎日に。ところが、お互いにすべてをぶつけ合ったことから、名曲が生まれていく。それでも絆は修復できず、ついに2人は〈解散ツアー〉を決意、浜松、大阪、新潟、北海道と旅をする。様々な想いをこめて歌うハルレオと見守るシマが、ラストライブで見つけた希望に満ちた未来とは──?
小松がレオ、門脇がハル、そして今最も時代に求められている俳優・成田凌がシマを演じる。監督は海外の映画祭でも高く評価されている、『害虫』『どろろ』の塩田明彦。秦基博、あいみょんの心へまっすぐ届く名曲にのせて、自分を表現することの素晴らしさと、前を向いて生きることの大切さを描く、青春音楽ムービー!
STORY
「二人とも本当に解散の決心は変わらないんだな?」
全国7都市を回るツアーへの出発の朝、車に乗り込んだデュオ〈ハルレオ〉のハル(門脇麦)とレオ(小松菜奈)に、ローディ兼マネージャーのシマ(成田凌)が確認する。うなずく二人にシマは、「最後のライブでハルレオは解散」と宣言するのだった。
2018年7月14日、解散ツアー初日から波乱は起きる。別行動をとったレオが、ライブに遅刻したのだ。険悪なムードの中、「今日が何の日かくらい憶えているよ」と、小さな封筒をハルに押し付けるレオ。しばらくして、何ごともなかったかのようにステージに現れるハルレオ。トレードマークのツナギ姿に、アコースティックギター。後ろでシマが、「たちまち嵐」を歌う二人をタンバリンでサポートする。
次の街へ向かう車の中、助手席でレオからもらった封筒を開けるハルを見て、「そうか、今日はハルの誕生日か」と呟くシマに、「違うよ。初めてレオに声をかけた日だよ」と答えるハル。二人が出会ったのは、バイト先のクリーニング工場。上司に叱られ、むくれていたレオを、ハルがいきなり「ねえ、音楽やらない?あたしと」と誘ったのだ。
その瞬間から、ずっと孤独だった二人の心が共鳴し始めた。ハルからギターを習って音楽を奏でる喜びを知るレオ。そんなレオを優しく見守るハル。レオの歌とギターは上達し、二人は路上で歌うようになった。
少しずつ人気が出始め、ライブツアーに出ることにしたハルレオは、ローディを探す。その時、「ハルさんの曲と詞のセンスが好きだから」と名乗りを上げたのが、元ホストのシマだった。売れたバンドが使っていたというツアー車を用意し、「俺らも行けるところまで突っ走る」と煽るシマに、ハルとレオも自分の夢を叫んで拳を振り上げた。
地方ライブの集客も増え、若い女性を中心にさらに人気が広がっていくハルレオ。だが、誰も予期しなかった恋心が芽生えたことをきっかけに、3人の関係は少しずつこじれていく。さらに、曲作りにかかわらないレオが、音楽をやる意味を見失っていった。各々が想いをぶつけ合い、名曲と名演奏が生まれていくが、溝は深まるばかり。ついに、この解散ツアーへと旅立つまで心が離れてしまった。
三重、大阪、新潟、山形、青森と、思い出の詰まったライブハウスを巡って行くハルレオ。もはやほとんど口もきかないが、ギターもコーラスもピタリと息が合い、その歌声は聴く者の心の奥深くへと届いていく。そしていよいよ3人は、北海道・函館で開くラストライブへと向かうのだが──。
配給
ギャガ
特別メッセージ
塩田明彦監督よりコメントを頂いております。
『さよならくちびる』は、ギターデュオ・ハルレオと付き人シマの解散ツアーを描いた音楽映画であると同時に、彼らの“心の旅”を描いた映画でもあります。彼らは心の内に秘めた互いへの想いを歌に託し、伝えあいます。そんな彼らの心の叫びとも言うべき歌詞のひとつひとつを聴覚障害者向け字幕で読むとき、私はただ耳で聞く以上のエモーションをそこに感じていました。あるいはこの“心の旅”をひとつの“音の旅”として捉え、耳を傾けるとき、決してセリフで多くを語るわけではない本作にも、実は想像以上に豊かでドラマチックな音の数々が響き続け、そんな音の向こうから聞こえてくる彼女たちの歌声に、心が強く揺さぶられるのを感じました。これが今回、監修としてバリアフリー字幕及び音声ガイドの作成に参加しての私の感想です。明日への希望を描く青春音楽映画、どうぞお楽しみ下さい!
塩田明彦監督コメント
『さよならくちびる』は、ギターデュオ・ハルレオと付き人シマの解散ツアーを描いた音楽映画であると同時に、彼らの“心の旅”を描いた映画でもあります。彼らは心の内に秘めた互いへの想いを歌に託し、伝えあいます。そんな彼らの心の叫びとも言うべき歌詞のひとつひとつを聴覚障害者向け字幕で読むとき、私はただ耳で聞く以上のエモーションをそこに感じていました。あるいはこの“心の旅”をひとつの“音の旅”として捉え、耳を傾けるとき、決してセリフで多くを語るわけではない本作にも、実は想像以上に豊かでドラマチックな音の数々が響き続け、そんな音の向こうから聞こえてくる彼女たちの歌声に、心が強く揺さぶられるのを感じました。これが今回、監修としてバリアフリー字幕及び音声ガイドの作成に参加しての私の感想です。明日への希望を描く青春音楽映画、どうぞお楽しみ下さい!